記事コンテンツ

2026年4月からBIM確認申請開始!屋根上取付金具のBIMデータを公開しました

 こんにちは。気がつけば今年もはや10月、残すところ3か月を切りました。
万博が終わって寂しい気持ちですが、2026年に目を向けると

ミラノ・コルティナオリンピック、ワールドベースボールクラシック、FIFAワールドカップ開催とのことで、来年は世界的イベントが目白押しです。

そして、タイトルにも書いています通り、2026年からBIM図面での建築確認申請が始まります。

サカタではまず意匠に関わりそうな屋根上取付金具からBIMデータを揃えました、そのご案内・・の前に、まずBIMについて簡単に説明します。

目次

  1. BIMとは?
  2. 2026年4月 BIM図面審査スタート
  3. 3.サカタではBIMデータを順次公開中
  4. これからどうなる?
  5. 最後に

1.BIMとは?

 ところでBIMとは何でしょうか?BIMとは、「Building(建物を) Information(情報で) Modeling(形成する)」の略で、建築物をコンピューター上の3D空間で構築し、企画・設計・施工・維持管理に関する情報を一元化して活用する手法のことを言います。

何やら難しいですが、「図面と製品情報データが一緒になったもの」というイメージです。一緒になると製品データだけを抽出する、といったが可能になります。例えば「図面に書いてある×××社のABCという製品、○○社のXYZという製品を、見積のためにABCとXYZをエクセルに入力」ということが減らせます。


  詳しくは「サカタ製作所からBIM情報発信します」のページに記載していますのでこちらも御覧ください。

2.2026年4月BIM図面審査スタート

 現在、このBIMソフトの導入を国土交通省が推進しています。そのひとつがBIM図面を用いた確認申請ですが、これがいよいよ2026年4月にスタートします。

 具体的にはBIMデータから出力した図面で申請・審査用プラットフォームから確認申請すると、

3Dモデルで形状把握が容易&整合性の確認省略で申請・審査の効率化実現

というものです。2026年4月はBIMデータから出力したPDF図面での審査ですが、ゆくゆくはBIMデータそのものの提出で確認申請を行えるようになるとのこと。

3.サカタではBIMデータを順次公開中

 サカタでは屋根上取付金具カテゴリのBIMデータを公開しました。「R」のロゴが目印です(下の画像です↓↓)

留太・ハゼ取付金具・設備架台取付金具・つかみ金物のBIMデータをご用意しております。
屋根上取付金具シリーズはこちら
「この金具のBIMデータを作ってほしい」というご要望がありましたらお問い合わせフォーム等でご相談ください。

4.これからどうなる?

 現在はBIMデータを蓄積したクラウド環境とAIとの連携が始まっています。将来的には「○m×○mのパレットに積めない部材はどれ?数は?それを表にして」といった対話形式で必要なデータが取り出すことも可能になるのでは、とソフトウェアメーカーの方は言っていました。

例えばこのような・・?

 これは私の個人的な予想ですが、このAI連携によってBIMソフトの普及が後押しされるのでは、と思います。

5.最後に

 いかがでしたか?確認申請の具体的な方法は国土交通省のBIM推進会議ページにリンクがあります。また、ソフトウェアメーカーのwebサイトでも解説されていたりますので、ぜひチェックしてみてください。

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る